メディマップを導入するに至った経緯を教えていただけますか?
以前より地域連携室では、かかりつけ医紹介の運営をどうにかしないといけないという話がありました。
メディマップ導入前はかかりつけ医を探す時に京都府の医療機関検索サイトで個別に調べていましたが、情報が掲載されていない医療機関もあり、ホームページもなく十分に情報がない医療機関をどのように紹介したらいいのかと悩んでいました。
個々人が知っている医療機関を紹介していくしかなく、京都市から離れるとまったく分からなくなっていました。また、対応する職員でもAさんが対応するとよく知っている医療機関を紹介できるのですが、Bさんが対応すると「全然知りません」と紹介できない、というように紹介先となる『医療機関情報の質』も個人差があり担保できなかったので、何か対策を立てたいと考えていました。
当時私が別の病院で働いていた時にグループ内でメディマップを採用したという事もありサービスについては知っていました。また、”メディネットシステム”(院内広報サイネージ)でいろいろな情報を流していたこともあり、「知っている病院で採用しているサービスだし、大丈夫だろう」という気持ちがあったことも導入のきっかけになりました。
他社と比べても、毎月地方厚生局の基本情報からデーターベースを更新しているし、医療機関の廃止・休止などの情報も共有してくれます。やはりデータを作成しメンテナンスし続けるというのは大変労力がかかることなので、そのような情報を自分たちでメンテナンスする必要がないところも導入するにあたり大きなポイントでした。