地域医療連携業務において課題点や重要視していることはありますか?
当院は5キロ圏内に400床以上の病院が3か所、200床以上の病院が1か所ある為、いかに救急車や紹介患者を自院で確保できるかということが重要な要素になっています。
2018年に増築・増床が叶い、病床数550床の地域の中核病院としての役割を担っております。ICTを用いた地域医療連携の形ができ、業績も上がってきていましたが、新館竣工にあたり、「急な病床数増加に伴う人件費増加」「増床した病床の疾患群の変化」「在院日数増加」などの新たな問題が起こってきました。
経常収支の悪化を改善するためには、 「入院患者の増加」「紹介患者数の増加」が必須となり、これまで以上に地域医療連携業務の拡充が重要と考えられました。